車中泊で温泉に入った後すぐ寝るのは大丈夫?快眠と安全のための時間と注意点

広告

車中泊グッズ・ノウハウ

車中泊で温泉に入った後、そのまま車に戻ってすぐ寝てもよいのか気になる人は多いでしょう。温泉で体が温まり、運転の疲れも取れると、そのまま眠りたくなるものです。

結論からいうと、温泉から上がってすぐ寝るより、水分を補給して30分程度はゆっくり休み、火照りや発汗が落ち着いてから寝るのがおすすめです。

さらに睡眠の面では、就寝の1~2時間前に入浴すると寝つきやすくなるとされています。ただし、「入浴後は必ず1~2時間起きていなければならない」という意味ではありません。車中泊では入浴時間だけでなく、脱水や車内温度、寝る姿勢にも注意が必要です。

温泉に入った後に車中泊するポイント

  • 温泉から上がったら水分を補給する
  • 30分程度は座ってゆっくり休む
  • 汗や火照りが落ち着いてから寝床に入る
  • 快眠を狙うなら就寝1~2時間前の入浴を意識する
  • 夏と冬は車内温度を必ず確認する
  • できるだけ足を伸ばして寝られる環境を作る

\今売れてるマットレスなどの便利グッズが盛りだくさん♪/ 楽天ランキングで人気の車中泊グッズをチェック!<PR>

車中泊で温泉に入った後すぐ寝ても大丈夫?

温泉に入った後、そのまますぐ眠ること自体が一律に問題というわけではありません。ただし、入浴直後は体が温まり、汗をかいていたり、水分を失っていたりするため、いきなり寝袋へ入るよりも少し休憩を挟むほうが安心です。

まずは30分程度休んでから寝るのが目安

温泉入浴後は、着衣して保温しながら30分程度安静にし、水分を補給することが基本的な目安になります。

特に熱めのお湯に長く入った後は、浴槽から出た後もしばらく汗が続くことがあります。そのまま厚い寝袋に入るとさらに汗をかき、あとから汗冷えすることもあるため注意しましょう。

温泉施設を出た後は、休憩スペースや車内で座り、呼吸や発汗が落ち着いているか確認します。めまい、ふらつき、強い動悸などがある場合は、すぐに寝床へ入るのではなく体調の回復を優先してください。

「30分」は絶対に守らなければならない就寝禁止時間ではありません。入浴後に体を休め、水分を補給し、体調を確認するための目安として考えると分かりやすいでしょう。

ぐっすり寝たいなら温泉は就寝1~2時間前が目安

睡眠を重視するなら、温泉へ入るタイミングもポイントです。適度な温度のお湯で体が温まった後は、時間の経過とともに深部体温が下がっていき、その変化が自然な眠気につながります。

厚生労働省の睡眠に関する情報でも、就寝1~2時間前の入浴が快眠につながりやすいタイミングとして紹介されています。

たとえば22時に車内で寝たいなら、20~21時ごろに温泉へ入り、入浴後に水分補給や歯磨き、車中泊の準備を済ませてから寝る流れを作ると無理がありません。

温泉後の時間 過ごし方の目安
入浴直後 水分を拭き、着替えて水分補給をする
~30分程度 座って休み、火照りや発汗を落ち着かせる
30分~1時間程度 歯磨きや寝床の準備を済ませる
就寝時 車内温度と体調を確認して寝る

入浴時間や体温の下がり方には個人差があります。時計だけで判断するのではなく、「汗が止まった」「暑苦しくない」「のどが渇いていない」といった状態も確認しましょう。

温泉の後に車中泊するなら水分補給が重要

温泉に入ると汗をかくため、入浴前より体内の水分が減っていることがあります。その状態で朝まで車内にこもると、水分不足に気づきにくくなることがあります。

温泉から出たらコップ1杯程度を目安に水分補給する

温泉から上がったら、まず水やノンカフェインのお茶などで水分を補いましょう。温泉入浴時の注意事項でも、脱水を防ぐために入浴後はコップ1杯程度の水分補給が勧められています。

大量に一気飲みする必要はありません。入浴後に1回、その後の車内でものどが渇く前に少しずつ飲めるよう、手の届く場所に飲み物を準備しておくと便利です。

車中泊前に用意しておきたい飲み物

  • 水
  • 麦茶などカフェインの少ないお茶
  • 汗を多くかいた場合の経口補水に適した飲料

ビールを飲んでそのまま寝るのはおすすめしない

「温泉の後はビールを飲んで車で寝る」という過ごし方を考える人もいますが、アルコールは水分補給の代わりにはなりません。

車中泊では長時間同じ姿勢になることもあるため、入浴後はまず水分を補給することが大切です。また、飲酒した場合は翌朝もアルコールが残る可能性があるため、運転を再開する時間には十分な余裕を持ちましょう。

温泉の後に車中泊するときの5つの注意点

温泉後に気持ちよく眠るためには、入浴時間だけを考えればよいわけではありません。特に車中泊では、通常のホテルや自宅とは異なる環境で眠るため、次の5点を確認しておきましょう。

注意点1:火照ったまま寝袋に入らない

お風呂から出た直後に冬用の厚い寝袋へ入ると、温まりすぎて大量に汗をかくことがあります。

その後、深夜から明け方に気温が下がると、湿った肌着や寝袋によって汗冷えし、かえって寒く感じる原因になります。

温泉から戻ったらすぐ寝袋へ潜り込むのではなく、汗が落ち着いてから寝るようにしましょう。吸湿性の高い肌着へ着替えておくのも有効です。

注意点2:夏は車内温度を甘く見ない

夏の車中泊では、温泉後の体の火照り以上に車内温度へ注意が必要です。JAFの検証では、夏季の車内はエアコン停止後に短時間で温度が上昇し、条件によっては熱中症の危険が高まることが確認されています。

「夜だから大丈夫」「窓を少し開ければ大丈夫」と決めつけないことが重要です。気温や湿度が高く、安全な睡眠環境を確保できない日は、無理な車中泊を避ける判断も必要になります。

暑さを我慢しながら眠るのは危険です。頭痛、吐き気、強いだるさ、めまいなどの異変がある場合は睡眠を優先せず、涼しい場所へ移動して体を冷やしてください。

注意点3:冬は入浴後の湯冷めと車内温度に注意する

冬は温泉から出た直後こそ暖かく感じますが、深夜から明け方にかけて車内温度が大きく下がることがあります。

車は住宅ほど断熱性が高くありません。エンジンを停止すると、時間とともに車内温度は外気温へ近づいていきます。

温泉で体が温まっていることを防寒対策の代わりにせず、予想最低気温に対応できる寝袋や防寒着を準備することが大切です。

注意点4:エンジンをかけたまま寝ることを前提にしない

冬場に暖房を使うため、エンジンをかけたまま寝ようと考える人もいます。しかし、特に積雪時にはマフラー周辺が雪でふさがれることで排気ガスが車内へ入り、一酸化炭素中毒につながる危険があります。

車中泊では、エンジンの暖房だけに頼るのではなく、寝袋や防寒着などでエンジンを停止しても眠れる装備を準備しておくことが重要です。

注意点5:座席に座ったまま朝まで寝ない

車中泊では長時間同じ姿勢になることによる血流の悪化にも注意が必要です。

JAFでは、長時間足を動かさず同じ姿勢を続けることが、いわゆるエコノミークラス症候群のリスクにつながるとして注意を呼びかけています。

可能な限り足を伸ばして横になれる寝床を作るのが基本です。スペースが限られる場合も、就寝前や起床後に足首を動かしたり、軽く歩いたりして体を動かしましょう。

車中泊で温泉に入るならおすすめの順番

車中泊旅行では、温泉に入ってから寝るまでの流れをあらかじめ決めておくとスムーズです。特に冬は、温泉から出た後に屋外で長時間作業すると体が冷えてしまうため、できるだけ入浴前に準備を済ませておきましょう。

  1. 温泉へ行く前に寝床をほぼ完成させる
  2. 必要な荷物や翌朝使う物を整理する
  3. 温泉に入り体を温める
  4. 温泉から出たら水分を補給する
  5. 30分程度ゆっくり休む
  6. 車へ戻り車内温度を確認する
  7. 汗や火照りが落ち着いたら寝る

この順番なら、せっかく温泉で温まった後に、暗い車内で長時間ベッドメイクをする必要がありません。

冬の車中泊では、温泉前に寝袋を広げ、防寒具や飲み物を手の届く位置へ置いておくと、入浴後すぐ休めます。

温泉に入る時間は車中泊の予定から逆算する

温泉へ入る時間に迷ったら、まず寝たい時間を決めて逆算すると分かりやすくなります。

寝たい時間 温泉へ入る時間の目安 過ごし方
21時 19~20時ごろ 入浴後に休憩して早めに就寝
22時 20~21時ごろ 休憩と車中泊準備をして就寝
23時 21~22時ごろ 火照りを冷ましてから就寝

実際には温泉施設の営業時間や移動時間もあるため、必ずこの時間に合わせる必要はありません。

大切なのは、温泉を出た直後に慌ただしく寝るスケジュールにしないことです。入浴後に30分程度休める余裕を作っておくと、体調も確認しやすくなります。

温泉後の車中泊でよくある疑問

温泉から出て30分後に寝ても大丈夫?

体調に問題がなく、水分補給を済ませ、発汗や強い火照りが落ち着いているのであれば、30分程度休んだ後に寝ることは一つの目安になります。

就寝1~2時間前の入浴は快眠を狙う場合の目安であり、「1~2時間経過するまで絶対に寝てはいけない」という意味ではありません。

温泉に入った直後に眠くなったら寝てもいい?

強い眠気がある場合でも、まず水分補給をして少し休みましょう。長時間運転の後は疲労による眠気の可能性もあります。

運転を続けるより休むことが重要ですが、入浴直後で汗が多い場合は着替えや水分補給を済ませてから横になると安心です。

温泉に入ってから車中泊すると湯冷めしない?

冬は湯冷めに注意が必要です。温泉後に濡れた髪や汗を残したまま外へ出ると冷えやすくなります。

髪と体をしっかり乾かし、乾いた衣類へ着替えたうえで、車へ戻ったら早めに防寒できる環境へ入りましょう。

寝る直前の熱い温泉は避けたほうがいい?

快眠を重視する場合は、寝る直前に非常に熱いお湯へ長時間入るより、熱すぎないお湯で体を温め、少し時間を空けて寝るほうが向いています。

熱いお湯での長湯は発汗も増えやすいため、入浴後の水分補給も忘れないようにしてください。

温泉に入った日は車中泊でもよく眠れる?

適度な入浴はリラックスや寝つきの改善につながる可能性があります。ただし、車内が暑い、寒い、座席が狭い、周囲が明るいといった環境では睡眠の質が下がることがあります。

温泉だけに頼らず、寝床の水平化、防寒、暑さ対策、遮光なども合わせて整えることが大切です。

車中泊で温泉に入った後は水分補給と休憩をしてから寝よう

車中泊で温泉に入った後は、すぐ寝ることだけを心配する必要はありません。まず水分を補給して30分程度ゆっくり休み、汗や火照りが落ち着いてから寝ると考えると分かりやすいでしょう。

睡眠を重視するなら、寝る1~2時間前に温泉へ入れるよう予定を組むのも一つの方法です。ただし、実際の車中泊では入浴時間以上に、夏の高温、冬の低温、寝る姿勢、水分不足への対策が重要になります。

温泉前に寝床を準備しておき、入浴後は水分補給と休憩だけで眠れる状態にしておけば、旅先でも慌てず快適に一日を終えやすくなります。