軽バン最強!スズキエブリィワゴンで始める快適車中泊ガイド【初心者OK】

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車種別 車中泊

「旅をもっと自由に楽しみたい」「宿の予約や時間に縛られない旅がしたい」――そんな願いを叶えてくれるのが、スズキ・エブリィワゴンを使った車中泊スタイルです。

軽自動車とは思えない広々とした室内、カスタマイズのしやすさ、そして経済的なコストパフォーマンス。エブリィワゴンは、初心者からベテランまで多くの車中泊ファンに愛されている一台です。

本記事では、車中泊の始め方から装備、実際の体験談、季節ごとの楽しみ方まで、エブリィワゴン車中泊のすべてをわかりやすく解説しています。これから旅を始めたい方にぴったりの内容です!

エブリィワゴンが車中泊に向いている理由

スズキのエブリィワゴンは、車中泊にぴったりな軽自動車として人気があります。その理由のひとつが、広々とした室内空間です。エブリィワゴンは軽自動車でありながら、商用車ベースの設計のため天井が高く、フルフラットにできる後部座席を活用すれば、大人2人が横になっても十分なスペースがあります。

さらに、四角いボディ形状により無駄のない収納が可能で、ベッドキットや棚などの自作・カスタマイズもしやすい点が魅力です。キャンプ場や道の駅など、さまざまな場所での宿泊に対応でき、普段使いの車としても活躍します。

また、燃費が良く、維持費も普通車に比べて安いため、長期的に見てもコストパフォーマンスの高い車です。コンパクトな車体は、狭い道や都市部でも取り回しがしやすく、女性や初心者でも運転しやすいというメリットもあります。

このように、エブリィワゴンは「手軽に車中泊を始めたい」という人にとって理想的な1台。まずは日帰りドライブや短期の車中泊から始めてみると良いでしょう。


法律・マナー・駐車ルールの基礎知識

車中泊をする際には、自由に寝泊まりできるイメージがありますが、実は守るべきルールやマナーがいくつもあります。まず大前提として、道路交通法に基づいて「駐停車が禁止されている場所」での車中泊はNGです。違法駐車になるだけでなく、通報されるリスクもあるので注意しましょう。

車中泊に適しているのは、RVパーク、道の駅、オートキャンプ場など、車中泊を前提に設計された場所です。これらの施設はトイレや水道が整備されており、安心して夜を過ごせます。ただし、道の駅では仮眠程度を推奨している場所もあり、長期滞在や炊事はマナー違反になることがあります。

また、エンジンのかけっぱなしも騒音や排気ガスで周囲に迷惑をかける原因になるため、基本的にはエンジンを停止して過ごすことが求められます。

ゴミの持ち帰り、深夜の騒音、照明の使い方などにも気を配り、他の利用者や地域住民への配慮を忘れないことが大切です。ルールを守れば、車中泊は楽しく安全に楽しめる旅のスタイルです。


旅スタイルを決める(ソロ/家族/ペット)

車中泊といっても、旅のスタイルは人それぞれ。ソロ旅なら自由気ままなプランが立てられますし、家族旅行なら子どもとの思い出作りにも最適です。また、ペットと一緒に旅をする人も増えており、エブリィワゴンはそのすべてに対応できる柔軟性があります。

ソロ旅では車内空間をすべて自分の好きなように使えるため、快適性を追求したカスタマイズが可能です。ベッドスペースと作業スペースを分けたり、ポータブル電源を使ってノマドワークをしたりする人もいます。

家族での車中泊では、荷物が増える分、収納力とレイアウトの工夫が必要になります。子どもがいる場合は、安全対策や退屈しないためのアイテムも大事なポイント。長時間の移動を見越して、休憩ポイントの計画も立てましょう。

ペットとの旅では、ペットの快適性にも気を使う必要があります。専用のシートカバーや給水器、夏の暑さ対策などを用意しておくと安心です。車中泊OKのペット同伴可能スポットも事前に調べておくと、スムーズな旅ができます。

それぞれのスタイルに合わせて準備を整えることで、エブリィワゴンのポテンシャルを最大限に活かせる車中泊が可能になります。


シーズン別の注意点(夏/冬)

車中泊は季節によって過ごしやすさが大きく変わります。夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が重要で、それぞれに応じた準備が必要です。

夏の車中泊では、熱中症を防ぐための工夫が欠かせません。日中は車内が高温になるため、夜間の換気をしっかり行う必要があります。網戸付きのウィンドウカバーや、扇風機、遮光・断熱サンシェードの活用が効果的です。また、ポータブル冷蔵庫や保冷バッグを使って飲み物や食料を冷やすのも快適に過ごすコツです。

一方、冬は結露と寒さが大敵です。特にフロントガラスの内側に水滴がつくと、翌朝の運転に支障をきたします。断熱マットやスノーシェードを活用するほか、寝具には断熱性の高いシュラフや毛布、電気毛布があると安心です。電源が確保できる場所ではポータブルヒーターを活用するのもおすすめ。

また、積雪地域ではスタッドレスタイヤやチェーンの装備も必須です。季節に応じた装備を整えることで、一年を通して快適な車中泊が実現できます。


失敗しない車中泊の心構え

車中泊は自由な旅のスタイルですが、快適に過ごすためには「心構え」も重要です。たとえば、すべてが計画通りにいくとは限らないという柔軟性を持つこと。天候の急変や予期せぬトラブルも想定し、代替プランを準備しておくと安心です。

また、初めての車中泊では「思ったより寝られなかった」「準備が足りなかった」と感じる人も多いです。1泊目は近場でテスト泊をしてみて、不足しているものをチェックするのが賢いやり方。いきなり長期旅行に出るのではなく、徐々に慣れていきましょう。

もうひとつ大切なのは、「誰かに迷惑をかけない」という意識です。マナーを守り、環境に配慮した行動を取ることで、自分も周囲も気持ちよく過ごせます。

心の余裕と安全意識が、楽しい車中泊ライフの土台となります。

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エブリィワゴンの車中泊を快適にする装備

ベッドキットの選び方と設置方法

エブリィワゴンで快適に寝るためには、ベッドスペースの確保が最重要です。ベッドキットは、車内をフラットにして布団やマットを敷けるようにする装備で、市販品からDIYまでさまざまな種類があります。選ぶ際は「車種専用設計かどうか」「耐荷重」「収納力」などをチェックしましょう。

特に人気なのが、ウッドフレームを使った二段構造のベッドキットです。下段は収納スペースとして使え、上段はマットを敷いて快適な寝床に。工具不要で簡単に取り外しできるものや、普段の荷室にも使える折りたたみ式もあります。

DIY派の方はホームセンターで木材を購入し、自作するのもおすすめ。YouTubeやブログには作り方の情報が豊富にあります。ただし、必ず車体サイズを正確に測ってから設計しましょう。

また、マットレスは体が痛くならないよう厚さ5cm以上あるウレタンマットや、空気で膨らむインフレータブルマットを使うと快適度が格段に上がります。

寝心地は車中泊の満足度を大きく左右するので、多少の投資でも惜しまないのがポイントです。


遮光・断熱対策(カーテン・シェード)

エブリィワゴンの車内で快適に過ごすには、遮光と断熱対策が必須です。外からの視線を防ぎ、夜間でも安心して眠れる環境を作るために、ウィンドウシェードやカーテンは欠かせません。

市販の車種専用シェードはピッタリフィットするため、隙間からの光漏れや冷気・熱気をしっかり防げます。また、マグネット式で取り付けが簡単なタイプや、吸盤タイプなどがあり、使いやすさで選ぶと良いでしょう。

冬は窓からの冷気、夏は直射日光が車内を暑くするので、シルバーのアルミ断熱材が裏地に使われているタイプが特に効果的です。フロントガラスと運転席側の窓には、折りたたみ式のサンシェードを併用するのも効果的。

また、内装の雰囲気を損なわずに遮光したい方には、カーテンレールを取り付けて本物のカーテンを吊るすという方法もあります。プライバシーを保ちながら、旅の空間を自分らしく彩ることができます。

断熱と遮光をしっかり行えば、エアコンや扇風機の効きも良くなり、快眠にもつながるので、装備の中でも優先順位は高めです。


室内収納アイデア

限られたスペースで効率よく荷物を整理するためには、収納の工夫が必要です。エブリィワゴンは天井が高く、収納アレンジの自由度が高いのが魅力。収納ボックスやネット、フックを使ってスペースを有効活用しましょう。

おすすめは「スタッキングできる収納ボックス」です。ベッドキットの下にぴったり収まるサイズを選べば、着替え・食料・調理器具などをカテゴリ別に分けて収納できます。

天井部分には「突っ張り棒+ネット」で吊り収納を作るのも定番テクニック。タオルや軽い衣類、小物などを入れておくと便利です。また、ドアの裏に取り付ける吊り下げ式のポケット収納も意外と使えます。

車内の隅にはマグネット付きのフックや、小さなカゴを設置して、よく使うものをすぐ取り出せるようにすると快適度アップ。収納を「見える化」することで、探し物が減ってストレスフリーな車中泊が可能になります。

収納のカギは「使う頻度」「重さ」「取り出しやすさ」の3つを基準に配置を考えることです。


電源・照明・扇風機の活用術

車中泊を快適に過ごすためには、電源と照明の確保が欠かせません。エブリィワゴンのバッテリーだけに頼ると上がってしまうリスクがあるため、ポータブル電源を活用しましょう。300Wh以上のモデルがあれば、スマホの充電・小型扇風機・LED照明などが一晩使えます。

照明は、明るすぎず目に優しい「暖色系LEDランタン」がおすすめです。マグネットやフックで天井に吊るせるタイプなら、ベッド上でも快適に読書や作業ができます。就寝前のリラックス用に、調光できるモデルを選ぶと便利です。

夏場は、USB充電式の小型扇風機を活用しましょう。クリップ式や首振り機能付きで、風の向きを調整できるものが理想的です。また、天井に取り付けるサーキュレーター型のファンもあり、換気と暑さ対策の両方に役立ちます。

さらに、ソーラーパネルで充電できるタイプのポータブル電源を使えば、長旅でも安心。災害時の備えとしても重宝します。

安全で快適な旅を支える装備として、電源と照明は最優先で準備しておきましょう。


快眠グッズ(マット・枕・寝袋)

質の良い睡眠は、車中泊旅の満足度を大きく左右します。エブリィワゴンでの快眠には、マット・枕・寝袋などの快眠グッズを充実させることが大切です。

まず、マットは断熱性と体圧分散がポイント。キャンプ用のエアマットや、車中泊専用の厚みのあるウレタンマットが人気です。2枚重ねにしてクッション性をアップさせると、さらに寝心地が良くなります。

枕は自宅のものを使っても良いですが、空気で膨らませるタイプや、低反発のコンパクトな枕は収納性にも優れています。首のサポートがしっかりしていると、翌朝の疲れが違います。

寝袋は季節に合わせて選ぶのが基本。夏用の薄手タイプ、春秋用の3シーズンタイプ、そして冬はダウン入りの保温力が高いものを用意しましょう。布団を持ち込むのもアリですが、寝袋の方が省スペースで移動しやすいです。

さらに、耳栓やアイマスクなどの「ちょい足し快眠アイテム」もおすすめ。慣れない場所でもしっかり眠れるよう、快適な寝具環境を整えましょう。

初心者でもできる車中泊の準備手順

旅の計画を立てる

車中泊の旅を成功させるカギは、しっかりとした計画にあります。自由気ままな旅が魅力の車中泊ですが、行き当たりばったりではトラブルの元。特に初心者は、行き先・ルート・宿泊地を事前に決めておくことが安心につながります。

まずは目的地を決め、そのエリアの「道の駅」「RVパーク」「オートキャンプ場」など車中泊可能な場所をピックアップしましょう。Googleマップや「車中泊マップ」アプリを活用すれば、設備や口コミもチェックできます。

次に、走行距離と休憩ポイントを確認します。1日の走行は300km以内が疲れにくく、無理のない範囲です。休憩を1~2時間に1回取りながら、安全第一で運転しましょう。

また、ガソリンスタンドやコンビニ、スーパー、温泉施設の場所も地図上にマークしておくと安心です。特に地方では夜間に営業していない場合もあるため、事前確認が重要です。

最後に、雨天やトラブル時の代替プランも用意しておくと、心の余裕につながります。計画はあくまでガイドラインとして、状況に応じて柔軟に変更できるようにしておきましょう。


エブリィの点検と整備

旅に出る前には、必ずエブリィワゴンの点検と整備を行いましょう。車中泊は車が「移動手段」であると同時に「宿泊施設」にもなるため、トラブルが起きると旅が台無しになってしまいます。

点検すべきポイントは次の通りです:

点検項目 チェック内容
タイヤ 空気圧、溝の深さ、ひび割れ
エンジンオイル 量と汚れ具合の確認
バッテリー 劣化・充電状態
冷却水・ブレーキ液 規定量に達しているか
ワイパー・ウォッシャー液 視界確保のための重要項目
ライト類 全て点灯するかチェック

また、エブリィは軽自動車であるため、長距離走行や山道ではエンジンに負担がかかる場合があります。高速道路を使うなら事前にオイル交換やエアフィルター清掃をしておくと安心です。

さらに、冬場の車中泊ではスタッドレスタイヤや凍結防止剤の準備、夏場はエアコンや冷却系の状態チェックも忘れずに。

定期点検を兼ねてディーラーや整備工場に持ち込むのも一つの方法です。安心して旅を楽しむための第一歩として、整備は手を抜かずに行いましょう。


車内レイアウトの作成

快適な車中泊には、使いやすい車内レイアウト作りが欠かせません。エブリィワゴンは天井が高く、フルフラットにできるのでアレンジしやすいのが特徴。まずは「寝る場所」と「収納スペース」を明確に分けることから始めましょう。

一般的には、後部座席を畳んでベッドキットを設置し、その下を収納スペースとして使います。寝るときに物を移動させる手間を省くため、就寝中に触らない荷物はあらかじめベッド下やサイドに収納しておくと便利です。

また、運転席と助手席の後ろ側には簡易テーブルや棚を設けると、調理や作業がしやすくなります。100均のカゴやフック、折りたたみ式の棚などを活用して、使いたいものをすぐ取り出せるレイアウトを目指しましょう。

照明や扇風機の設置場所も事前に考えておくと、夜の快適さが変わってきます。配線が邪魔にならないよう、モバイルバッテリーの位置やコードの取り回しもチェックしましょう。

「寝る」「食べる」「くつろぐ」という3つの基本動作がスムーズに行えるレイアウトが、理想の車中泊スタイルです。


積載物リストとパッキング術

車中泊では、荷物が多くなりがち。忘れ物を防ぎ、効率よく積み込むには「持ち物リスト」と「積載順」の工夫が必要です。まずは、必須アイテム・便利アイテム・季節用品に分類してリスト化しましょう。

【必須アイテム】

  • 寝具(マット、寝袋、枕)

  • 照明(LEDランタン)

  • 調理器具(カセットコンロ、食器)

  • 洗面用具(歯ブラシ、タオル)

  • 着替え

【便利アイテム】

  • モバイルバッテリー

  • テーブル・イス

  • サンダル

  • ゴミ袋

  • 保冷バッグ

【季節用品】

  • 夏:扇風機、虫除け、日よけ

  • 冬:毛布、ヒーター、断熱マット

パッキング時のポイントは「使用頻度が低いものを奥に、高いものを手前に」です。収納ボックスごとに中身をラベリングしておくと、探し物が減ります。また、柔らかい袋状の収納を使うとスペースを無駄なく活用できます。

出発前に一度積み込んでみて、荷物の出し入れがスムーズにできるかチェックすると安心です。準備段階でのちょっとした手間が、現地での快適さにつながります。


出発前チェックリスト

車中泊の出発直前には、最終チェックが欠かせません。忘れ物や準備漏れを防ぐため、チェックリストを活用しましょう。以下に基本的なチェック項目をまとめました。

出発前チェックリスト(例)

チェック項目 内容
車両点検 タイヤ、オイル、ライト、バッテリー
荷物確認 寝具、電源、調理道具、衣類
貴重品類 財布、保険証、免許証、スマホ
ルート確認 宿泊地、休憩ポイント、給油場所
食料・飲料 1日分+非常食、飲料水
電源系統 モバイルバッテリー、充電器類
マナー用品 ゴミ袋、ウェットティッシュ、消臭剤
緊急用品 救急セット、懐中電灯、予備タイヤ

特に「現地についてから気づく」ことが多いのが電源忘れや調理道具の不足です。一度クルマの中で過ごす想定をして、シミュレーションしておくとミスを防げます。

初めての車中泊では緊張もあるかもしれませんが、こうした準備をしっかりしておけば安心して旅を楽しめます。

実際に車中泊してみた!人気スポットと体験談

北海道〜九州までおすすめスポット

日本全国には、エブリィワゴンでの車中泊にぴったりのスポットがたくさんあります。地域ごとに特徴があり、それぞれの魅力を楽しめます。ここでは、北海道から九州まで、車中泊旅のおすすめスポットを紹介します。

【北海道】

  • 道の駅「ウトナイ湖」:美しい湖と野鳥観察で人気。近くに温泉もあり快適。

  • RVパーク「富良野ラベンダーの丘」:広大な自然の中で静かに泊まれる。

【東北】

  • 道の駅「十和田」:青森の自然を満喫。夜は星空が絶景。

  • RVパーク「秋田・田沢湖」:湖畔の涼しい空気が心地よい。

【関東】

  • 道の駅「足柄・金太郎のふるさと」:東京から近く、設備も充実。

  • オートキャンプ場「道志の森キャンプ場」:都心から2時間で大自然!

【中部】

  • 道の駅「飛騨古川いぶし」:静かな山間でのんびり過ごせる穴場。

  • RVパーク「志摩オートキャンプ場」:三重県で海と温泉の両方を楽しめる。

【関西】

  • 道の駅「くしがきの里」:大阪から日帰りもOKな自然豊かな場所。

  • オートキャンプ場「南光自然観察村」:家族連れに人気。

【九州】

  • 道の駅「阿蘇」:阿蘇山を一望できる絶景スポット。

  • RVパーク「指宿」:砂むし温泉と海が楽しめる贅沢な立地。

各地の道の駅やRVパークはトイレや水道が整っており、安心して泊まれるのが魅力です。観光とセットで旅の思い出がより深まります。


無料/有料施設の違い

車中泊ができる施設には、大きく分けて「無料」と「有料」があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを知っておくことで、旅のスタイルに合った場所を選べます。

【無料施設】

  • 代表例:道の駅、公共駐車場

  • メリット:コストを抑えられる/場所が多い

  • デメリット:騒がしい/混雑しやすい/設備が少ない場合も

道の駅は無料で24時間利用できる場所が多く、全国どこでも見つけやすいのが利点です。ただし、仮眠用として設計されているため、長時間の滞在や調理・キャンプ行為はNGな場合も。マナーを守ることが重要です。

【有料施設】

  • 代表例:RVパーク、オートキャンプ場、民間の車中泊ステーション

  • メリット:電源あり/水道・トイレ完備/静かで安心

  • デメリット:1泊1,000〜3,000円程度の費用が発生

有料施設では安心して泊まれるだけでなく、設備の充実や静かな環境も大きな魅力です。ファミリーや女性の一人旅にもおすすめです。

費用と快適さ、目的地との距離を考えて使い分けるのがコツです。


トラブル体験と対処法

車中泊では、思わぬトラブルに見舞われることもあります。そんな時に落ち着いて対処するために、よくあるトラブルとその対策法を知っておくと安心です。

【1. バッテリー上がり】
ポータブル冷蔵庫や扇風機の長時間使用が原因になることも。ポータブル電源を活用し、エンジン停止中の電気使用は控えめに。

【2. トイレ問題】
深夜にトイレが使えない場所に泊まってしまった…というケース。事前にトイレの場所を確認し、ポータブルトイレや携帯トイレの準備も検討を。

【3. 防犯】
夜間に物音がして不安になった場合、防犯ブザーや小型センサーライトを設置しておくと安心。人目のある道の駅などを選ぶのもポイント。

【4. 騒音】
エンジン音や他の車のドアの開閉音が気になることも。耳栓や遮音カーテンで対策可能。

【5. 結露・湿気】
朝起きたら窓がびしょびしょに。断熱マット+換気の併用で結露対策を徹底しましょう。

万が一のために、旅先でも使えるロードサービスへの加入や、スマホに緊急連絡先を登録しておくと安心です。


写真付きスポットレビュー

実際に行ったスポットを記録しておくと、旅の思い出がより鮮明になります。スマホで撮影した写真をInstagramやブログにアップして共有するのも楽しみのひとつです。

例えば、道の駅「富士吉田」では、朝日を浴びた富士山を背景に撮った写真がSNSで大人気。夜は満点の星空が広がり、車中泊の魅力を存分に味わえます。

また、鹿児島のRVパーク「指宿」では、海辺で朝食を食べながらの日の出が最高の1枚に。エブリィワゴンを背景にした構図で撮ると「バンライフ」感が出て、より魅力的に仕上がります。

撮影時は、広角レンズで車内全体を写すと「実際の広さ」や「レイアウト」が伝わりやすく、他の人にも参考になる投稿になります。

写真と一緒に「どんな設備があったか」「騒音レベルはどうか」などのメモも残すと、次回の車中泊スポット選びにも役立ちます。


季節ごとの楽しみ方

車中泊は季節によって楽しみ方がガラリと変わります。それぞれの季節の魅力を活かした旅のスタイルを紹介します。

【春】

  • 桜スポットでの花見車中泊が人気。昼はお花見、夜は静かな車内で春の風を感じて。

  • 花粉症対策として空気清浄機やマスクを忘れずに。

【夏】

  • 高原や山間部で避暑地車中泊。標高の高い場所は夜も涼しく快適。

  • 昆虫採集や川遊びなど、家族連れにぴったり。

【秋】

  • 紅葉狩りや温泉と組み合わせた旅行が最高。道の駅で地元の新米や秋の味覚も楽しめる。

  • 朝晩は冷えるので、防寒対策を忘れずに。

【冬】

  • 雪見温泉とセットで楽しむ雪中車中泊も人気。

  • ただし、路面の凍結や積雪に注意。装備万全で安全運転を。

季節に応じた旅の計画と装備を整えれば、1年を通してエブリィワゴンでの車中泊が楽しめます。

車中泊をもっと楽しむコツ&便利グッズ

キャンプギアとの組み合わせ

エブリィワゴンでの車中泊にキャンプギアをプラスすると、アウトドアの楽しみがさらに広がります。たとえば、小型のアウトドアチェアや折りたたみテーブルを使えば、外での食事やコーヒータイムが快適に。タープを広げれば、雨や日差しを防ぎつつ、まるで自分専用のアウトドアリビングが完成します。

料理好きな方には、バーナーやクッカーを持ち込むのがおすすめ。ちょっとした炒め物や湯沸かしが簡単にできて、コンビニ飯とは違った「旅の味」を楽しめます。焚き火台を使って夜に火を囲むのも、非日常を味わえる最高の時間です。

もちろん、火気使用が可能な場所を選ぶのが大前提ですが、車中泊+キャンプギアというスタイルは、まさに“動く秘密基地”。椅子やタープ、食器なども収納できるように工夫すれば、エブリィワゴンの可能性がさらに広がります。

気軽にアウトドアの雰囲気を楽しめるので、初心者にもおすすめのアレンジです。


おすすめ調理用品・レシピ

車中泊でも「温かい食事を作って食べたい!」という人に向けて、おすすめの調理器具と簡単レシピをご紹介します。エブリィワゴンの限られたスペースでも使えるコンパクトで安全な調理用品を選ぶのがポイントです。

【おすすめ調理器具】

  • カセットコンロ(風防付きがベスト)

  • コンパクトなフライパン&鍋セット

  • カトラリー・シェラカップ

  • 折りたたみ式のテーブル

  • 小型クーラーボックス or ポータブル冷蔵庫

【簡単レシピ】

  1. 焼きそば:袋入りの焼きそばと野菜ミックスで手軽に。ソースで本格的な味に。

  2. カップスープ+パン:寒い朝にぴったり。お湯を沸かすだけでOK。

  3. 親子丼風どんぶり:鶏肉と卵を炒めてご飯にのせるだけ。

  4. アヒージョ:オリーブオイルとニンニク、好きな具材を入れて煮るだけのオシャレ料理。

  5. インスタントラーメン+野菜&卵:定番だけど、外で食べると格別。

調理は車外で行うのが基本ですが、雨天時などには無理せずパンや缶詰などを活用するのも一つの手です。安全に配慮しながら、車中飯を楽しみましょう。


車内で快適に過ごす工夫

車中泊では、夜のくつろぎタイムをどう快適に過ごすかが重要です。狭い空間でもリラックスできるよう、ちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

まず、床にはクッション性のあるマットやカーペットを敷くことで、防音と断熱効果が得られます。足元の冷えも防げるので、冬場には特におすすめです。

次に、照明は明るすぎず目に優しいものを。暖色のLEDランタンやUSB充電式のライトを使えば、リラックスした空間が作れます。キャンドル風ライトなど、雰囲気のある照明もおすすめです。

また、車内でスマホやタブレットを見る際は、タブレットスタンドやミニテーブルがあると便利。読書や動画鑑賞も快適になります。

スピーカーで音楽を流すと、まるでカフェのような雰囲気に。Bluetoothスピーカーを活用し、好きなBGMをかけて「自分だけの空間」を演出してみてください。

狭いけれど工夫次第で、とても居心地のいい空間になりますよ。


SNS映えする写真テクニック

せっかくの車中泊旅、写真にもこだわってSNS映えを狙ってみましょう。エブリィワゴンと自然の風景を組み合わせるだけで、まるで海外のバンライフ風景のような一枚が撮れます。

【撮影のポイント】

  • 早朝や夕方の「マジックアワー」がベストタイミング

  • 車の中から外を撮る構図も「旅感」が出ておすすめ

  • 床にラグを敷いたり、小物を配置して“雰囲気づくり”を忘れずに

  • タイマー撮影やスマホ用三脚を使えば、自分も入った自然な写真が撮れる

また、料理や寝具などの“こだわりポイント”を切り取った写真も人気があります。細部に目を向けた写真は、他の人の参考にもなりますし、自分の記録としても残しておきたいですね。

ハッシュタグには「#車中泊」「#バンライフ」「#エブリィワゴン車中泊」などを活用して、同じ趣味の人たちとつながるチャンスにもなります。


コミュニティ・仲間の見つけ方

車中泊は基本的に一人でも楽しめますが、同じ趣味の仲間がいるとさらに楽しく、情報交換の場も広がります。最近では、車中泊仲間が集まるコミュニティがSNSやアプリを通じて広がっています。

【仲間を見つける方法】

  • Instagramで共通のハッシュタグからフォロー

  • YouTubeで車中泊系チャンネルをチェック

  • オンライン掲示板やFacebookグループに参加

  • 車中泊イベントやキャンプフェスに参加

特にInstagramは手軽に情報が得られ、他の人のエブリィカスタム例や収納アイデアも参考になります。「#エブリィDIY」「#軽バン旅」などで検索してみましょう。

また、キャンプ場やRVパークでは隣の車中泊ユーザーと自然に会話が始まることもあります。マナーを守りつつ、あいさつや情報交換をしてみると、新しい旅のヒントが見つかるかもしれません。

一人でも楽しい車中泊ですが、仲間がいれば楽しみは2倍以上になります。

まとめ:エブリィワゴンで自分だけの旅を始めよう

スズキ・エブリィワゴンは、軽自動車でありながら驚くほどの快適性と拡張性を持つ「車中泊の名車」です。フルフラットになる車内、豊富なカスタムパーツ、そして経済的な維持費が魅力。初心者でも少しの準備と工夫で、快適で安全な車中泊旅を楽しむことができます。

今回は、車中泊の基本から装備、実際の体験、トラブル対策、SNS活用や仲間作りのヒントまで幅広くご紹介しました。どの情報も、実際にエブリィワゴンで旅をしている人たちの経験をもとにしたリアルなものばかりです。

車中泊の最大の魅力は「自由」。行き先もスケジュールも、自分の思うままに決められます。エブリィワゴンがあれば、今日からあなたの「旅する日常」が始まります。

思い立ったが吉日。まずは週末、近くの道の駅で一泊してみることから始めてみませんか?

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