南アルプス登山の玄関口として知られる山梨県・芦安駐車場。実はここ、登山者だけでなく、静かな場所で車中泊を楽しみたい人にも密かに人気のスポットなんです。
本記事では、芦安駐車場での車中泊事情から設備情報、初心者向けの持ち物や注意点、そして周辺の温泉・グルメスポットまでを徹底解説!これから車中泊デビューを考えている方にもわかりやすく紹介していきます。
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山好き必見!芦安駐車場ってどんな場所?
芦安駐車場の基本情報とアクセス方法
芦安駐車場は、山梨県南アルプス市に位置し、南アルプス登山の玄関口として知られる人気の駐車場です。とくに北岳や間ノ岳、鳳凰三山などの名峰を目指す登山客にとっては、ここが出発点になることが多く、毎年多くの登山者が利用しています。アクセス方法は非常にシンプルで、中央自動車道「甲府南IC」から車で約40分。芦安温泉郷を通り抜けて少し山間部へ入ると到着します。
この駐車場の特徴は、登山シーズンに合わせて整備されており、公共交通機関との連携も抜群な点です。シーズン中(主に6月~11月)には、ここから夜叉神峠や広河原へ向かう登山バスや乗り合いタクシーが発着するため、前泊としての車中泊にも最適。自然に囲まれた静かな立地で、まさに山旅のスタート地点にふさわしい場所です。
南アルプス登山口としての魅力
芦安駐車場が多くの登山者に選ばれる理由は、なんといっても南アルプスの名峰へのアクセスが抜群に良いことです。日本で2番目に高い北岳(標高3,193m)をはじめとするアルプスの山々へ挑むには、広河原行きのバス・タクシーに乗り継ぐ必要があり、その起点が芦安です。車でのアクセスが可能で、登山バスの始発にもなっているため、朝早くからの行動が求められる本格的な登山にも対応できます。
また、夜叉神峠や北沢峠などへのルートもここからスタートする人が多く、まさに南アルプス登山の「基地」といえる存在。地元の山岳案内人やスタッフによる情報提供もあり、初めての人でも安心して計画が立てられます。
駐車可能台数と利用料金は?
芦安駐車場にはいくつかのエリアがありますが、主要な「芦安第1~第3駐車場」では合計で約300台以上の駐車が可能です。繁忙期には臨時駐車場も開放されるため、ある程度の混雑には対応しています。利用料金は普通車で1日500円程度(2024年時点)と非常にリーズナブル。長期滞在する登山者にもありがたい設定です。
支払い方法は現金のみが基本で、料金箱へ直接投入するスタイルが多く、クレジットカードや電子マネーには対応していないことがほとんど。料金は日ごとに加算されるため、連泊の際には前もって日数分を支払っておくと安心です。
トイレや自販機など設備はどう?
芦安駐車場には、簡易トイレや公衆トイレが設置されており、24時間利用可能な箇所もあります。ただし、場所によっては夜間照明がなく、懐中電灯があると便利です。水道はないことが多いため、歯磨きや手洗いなどの水は持参するのが基本です。
自動販売機は駐車場付近の観光案内所やバス停近くに設置されていますが、山の中という立地上、商品はやや割高。飲み物や食べ物はあらかじめ購入しておくのがおすすめです。電源の取れる場所はなく、ポータブル電源を持参する方が安心です。
混雑する時期とその対策
最も混雑するのは、夏の登山シーズンである7月中旬から9月上旬、特にお盆休みや土日祝日は早朝から満車になることもあります。そのため、前日の夜から入って車中泊をするというスタイルが人気です。朝イチのバスに乗りたい場合は、前泊が必須と考えて良いでしょう。
混雑を避けるポイントは、平日の利用、登山シーズンを外した時期、もしくは朝の4時〜5時には現地到着を目指すことです。芦安地区にある他の駐車場(民間駐車場)も検討すると、満車回避に役立ちます。
芦安駐車場で車中泊って実際どう?リアルな体験談から学ぶ
車中泊の許可・ルールについて
芦安駐車場は、公式に「車中泊OK」とは明記されていないものの、実質的には多くの登山者が車中泊をしており、黙認されている状況です。ただし、「仮眠」としての利用が前提であり、キャンプのようにイスやテーブルを広げて滞在する行為はマナー違反とされています。
また、エンジンのかけっぱなしや、アイドリング音での迷惑行為は避けるべきです。夜間は静かに過ごし、周囲の登山者や仮眠者への配慮が求められます。ゴミの持ち帰りや、トイレの清潔な利用なども重要です。山を愛する人たちのマナーが良いおかげで、いまのところ快適な車中泊環境が保たれているとも言えます。
夜間の静けさや安全性
芦安駐車場での車中泊は、山間部ということもあり、夜間はとても静かです。街灯も少なく、夜空には満点の星が広がり、自然の中でのんびりと過ごすには最適な環境です。ただし、静かすぎることで「防犯上の不安」を感じる方も少なくありません。特に一人での車中泊や、女性の方の場合は、安全対策をきちんとしておくことが大切です。
実際のところ、登山客が中心で深夜に騒ぐような人はほとんどおらず、車中泊に慣れた人が多いため、トラブルは非常に少ないと言われています。ただし、車の鍵を確実にかけておくこと、防犯ブザーや懐中電灯を手元に置くこと、必要であれば運転席側にカーテンをつけて外から中が見えないようにする工夫なども安心材料になります。
また、駐車場には管理人が常駐していないため、何かトラブルがあった場合にはすぐに対応できるとは限りません。携帯電話の電波も弱い場所があるため、事前に周囲の状況を確認し、不安な場合は人の多い区画に車を停めるのがおすすめです。心配な方は、登山バスが発着する「芦安駐車場第1」など、比較的交通量の多い場所を選ぶと安心できます。
夏と冬での過ごしやすさの違い
芦安駐車場のある場所は標高約900m程度で、夏場でも比較的涼しく過ごしやすいのが特徴です。夜間は気温が15℃前後まで下がることが多く、エアコンなしでも快適な車中泊が可能です。ただし、7〜8月でも標高が高い分、夜は冷えることがあるため、薄手の羽織りものや軽いブランケットは必ず用意しましょう。
一方、冬場の車中泊は厳しい環境になることがあります。12月〜3月頃までは氷点下まで冷え込む日もあり、霜が車にびっしりつくこともあります。特に夜間〜早朝にかけては0℃以下になることもあるため、防寒対策は必須。寝袋は3シーズン用以上の保温性があるものを選び、湯たんぽや電気毛布なども活用すると快適です。
さらに、冬場は道路が凍結する恐れもあるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。天気予報の確認はもちろん、山間部特有の急な天候変化にも対応できる準備をしておくと安心です。どの季節でも、自然環境を理解し、状況に応じた装備を整えることが快適な車中泊のポイントになります。
車中泊利用者の声・口コミまとめ
芦安駐車場で車中泊をした人の口コミをSNSや登山系のブログなどで調べてみると、多くの人が「静かで安心」「トイレも使えて便利」「登山の前泊に最適」といったポジティブな感想を寄せています。とくに登山目的の利用者が多いため、マナーが良く、夜も静かに過ごせるという声が目立ちます。
一方で、「夜はかなり冷えたので、防寒装備が必須だった」「水道がなかったのが不便」「混雑時期には車が多すぎて落ち着かない」などのマイナス面を挙げる人もいます。つまり、事前に準備をしっかりしておけば、快適な車中泊ができるということです。
また、「朝早くから登山バスに乗るために、ここで仮眠した」という意見も多く、長時間の滞在ではなく、2〜3時間程度の短時間仮眠として利用するケースも珍しくありません。使い方は人それぞれですが、共通しているのは「静かさ」と「登山へのアクセスの良さ」が魅力だということです。
ファミリーでも安心?女性の車中泊事情
家族連れや女性一人旅でも芦安駐車場は利用されていますが、やはり「安全面」「設備面」の不安はあるでしょう。まず、前提としてファミリーでの車中泊は、子どもが騒がないよう気をつけるなどの配慮が必要ですが、広い駐車スペースと静かな環境は、家族でも過ごしやすいという声があります。
女性のソロ車中泊については、防犯面に注意が必要です。人の少ない区画を避け、他の車が多く停まっている場所に近づけて車を停める、貴重品を外に見せない、ドアに補助ロックを取り付けるなどの対策をすることで、安心して過ごすことが可能です。
また、トイレまでの距離を事前に確認しておくと安心です。夜間にトイレに行く際は、必ずライトを持参し、防犯ブザーなどを手元に置いておきましょう。最近では女性の一人旅も増えており、SNSでも「女性一人でも快適に過ごせた」という体験談が多く見られます。基本的なマナーと安全意識を持っていれば、誰でも安心して利用できるのが芦安駐車場の魅力です。
車中泊に便利な持ち物リストとおすすめグッズ
快適な睡眠環境をつくるアイテム
車中泊で最も大切なのが「睡眠の質」です。狭い車内でもしっかり休める環境を作るには、いくつかのアイテムがあると大きく快適さが変わります。まずおすすめしたいのが「車中泊専用マット」や「インフレータブルマット」です。車のシートを倒すだけでは背中が痛くなってしまうので、マットを敷くだけで格段に寝心地が良くなります。
次に「遮光カーテン」または「サンシェード」。車内の目隠しになるだけでなく、朝日や外の光を遮ることで、より深い睡眠が可能になります。100円ショップの遮光アルミシートでも代用可能ですが、専用の吸盤付きタイプの方が取り付けが簡単で隙間もできにくいです。
また、「ネックピロー」や「耳栓」「アイマスク」も効果的。特に耳栓は、他の車のドアの音や、早朝の登山客の話し声をシャットアウトしてくれるため、熟睡したい方には必需品です。車内の空気がこもらないように「小型の換気ファン」や「網戸付きウィンドウシェード」などもあるとより快適です。
このように、少しの工夫と準備で車内は快適な寝室になります。登山前の体力をしっかり回復させるためにも、睡眠環境にはこだわりたいところです。
冬場に役立つ防寒グッズ
芦安駐車場は標高が高いため、特に春先や秋口、そして冬の車中泊では防寒対策が非常に重要です。まず用意したいのは「冬用の寝袋」。最低使用温度が−5℃前後のものがあれば安心して夜を越せます。寝袋の中に「インナーシーツ」や「フリース毛布」を重ねることで、さらに保温効果がアップします。
また、体の冷えを防ぐ「湯たんぽ」や「使い捨てカイロ」も重宝します。湯たんぽはお湯を入れるだけで何時間も暖かく、繰り返し使えるのでエコで経済的。最近ではUSBで充電できる電気湯たんぽも人気です。
車内の結露対策には「吸湿シート」や「窓ガラス用の結露防止シート」がおすすめ。濡れたままの車内は気温以上に体感温度が低く感じられるため、湿気対策も防寒の一部です。冷気の侵入を防ぐには「ドアのすき間にタオルを詰める」だけでも違います。
防寒ウェアとしては、インナーダウンやフリースジャケット、ニット帽、手袋なども用意しておくと万全。「寒いかも」と思ったら、迷わず着込むことが快適な車中泊への近道です。
電源問題を解決するポータブル電源
現代の車中泊において「電源」は非常に重要な要素です。スマホの充電はもちろん、LEDライトや電気毛布、小型の電気ポットなど、電気を使いたいシーンは意外と多いもの。そこで活躍するのが「ポータブル電源」です。
ポータブル電源とは、大容量バッテリーのことで、AC電源・USB出力・DC出力などを備えたものが一般的。500Wh〜1000Whの容量があれば、スマホを何回も充電したり、小型家電を数時間使うことが可能です。最近ではソーラーパネルと組み合わせて充電できるモデルもあり、エコで災害時にも役立ちます。
ただし、電源を使いすぎると一晩でバッテリーが空になることもあるため、使用する家電の消費電力は事前に確認しておきましょう。また、車のシガーソケットから充電できる「DCアダプター」や、「インバーター」も併用するとさらに便利です。
電源があることで安心感も増し、夜間でも快適に過ごせる環境を整えることができます。初めて車中泊をする方にとって、ポータブル電源はもはや必須アイテムといえるでしょう。
食事の準備に便利なアイテム
車中泊では、食事の準備をどうするかが悩みのひとつです。とくに登山前日は早朝出発が多いため、事前に軽く食べられるものを用意しておくのがベスト。そこで役立つのが「カセットコンロ」や「ポータブルバーナー」。お湯を沸かせばカップラーメンやインスタントスープ、温かい飲み物が手軽に作れます。
「保温ボトル」も便利で、事前に熱いお湯を入れておけば、調理なしでもカップスープなどが楽しめます。寒い時期には体を温めてくれるので、1本あるだけでかなり快適さが違います。
調理に使う道具としては、「クッカーセット」や「カトラリー」「シェラカップ」など、アウトドア用の軽量でコンパクトな道具を選ぶと便利です。ゴミを減らすためにも、なるべく再利用できる容器やカトラリーを使うのがポイントです。
また、食後の片付けに「ウェットティッシュ」「ゴミ袋」は必携。水道がない場所なので、食器を拭き取るだけで済ませられるように準備しましょう。
忘れがちな便利アイテム5選
最後に、つい忘れがちだけどあると便利なアイテムを5つご紹介します。
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LEDランタン:車内やトイレ移動時に便利。吊るせるタイプが使いやすいです。
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折りたたみチェア:外に出てくつろぎたい時に活躍。長時間の運転後に◎。
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スリッパ or サンダル:車内と外を行き来するのに便利。靴の脱ぎ履きが楽。
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携帯トイレ:夜間トイレが遠い場合の備えに。女性や子どもには特に安心。
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マルチツール:ちょっとした切断や修理に。ナイフ、ハサミ、缶切り付きが便利。
これらのアイテムは、必須ではないけれど、持っていると「あってよかった」と感じるものばかりです。経験を積むことで自分にとって必要なグッズが見えてきますが、初心者こそ「備えあれば憂いなし」の精神で臨みたいですね。
芦安周辺で立ち寄りたい温泉・グルメスポット
芦安温泉「金山沢温泉」の魅力
芦安駐車場からほど近い場所にある「金山沢温泉(かなやまざわおんせん)」は、登山者や車中泊利用者にとって癒しの場として知られています。こぢんまりとした施設ながら、かけ流しの天然温泉が魅力で、登山の疲れや車中泊の冷えを癒すにはぴったりのスポットです。
泉質は単純硫黄泉で、無色透明ながらやわらかい肌ざわりが特徴。疲労回復や冷え性、筋肉痛などに効果があるとされており、ハードな登山のあとに入ると「天国のよう」と表現する人も多いです。内湯のみですが、窓から見える緑豊かな景色はリラックス効果も抜群。
営業時間は日中〜夕方までのことが多いため、登山前よりは下山後に立ち寄るのがおすすめです。施設自体は少し年季が入っているものの、スタッフの対応も丁寧で、地元に愛される温泉といった雰囲気があります。車中泊の前に汗を流して、すっきりとした気分で夜を迎えるには最高の場所です。
甲府方面の人気温泉施設
芦安から車で30分〜40分ほど下ると、甲府市内には数多くの温泉施設があります。中でも人気が高いのが「湯村温泉郷」や「ほったらかし温泉」などです。特に「ほったらかし温泉」は、富士山と甲府盆地を一望できる絶景露天風呂として全国的にも有名です。
ここは早朝営業(朝5時前後〜)もしているため、登山後にそのまま立ち寄る人も多く、日の出を見ながら温泉につかるという贅沢な体験ができます。泉質はアルカリ性単純泉で、肌がすべすべになる「美人の湯」としても知られています。
また、「湯〜とぴあ」や「万葉の湯」といった日帰り温泉施設も充実しており、広い駐車場や休憩スペースも完備。家族連れや友人との利用にも最適です。芦安駐車場から少し足を伸ばせば、登山後の疲れを癒す選択肢が広がります。
地元民おすすめの名物グルメとは?
山梨といえば「ほうとう」が有名ですが、芦安周辺でも地元民に愛されているグルメスポットがあります。まずは、南アルプス市周辺で人気の食事処「お食事処 あしやま」。地元野菜を使った定食や、ボリューム満点のカツ丼が登山者に人気です。
さらに、山梨名物の「鳥もつ煮」や「馬刺し」を扱う居酒屋もあり、車中泊の前に軽く一杯という方にもぴったり。ただし、アルコールを飲んだ場合は車の中での滞在でも運転とみなされる可能性があるため、十分に注意しましょう。
道の駅や直売所では、新鮮な桃やぶどう、地元産のワインなども手に入ります。旅の思い出やお土産としてもおすすめで、季節によっては「試食サービス」もあるため、立ち寄ってみる価値は十分にあります。
朝食・夕食が美味しい道の駅スポット
車中泊の強い味方といえば「道の駅」。芦安から車で約20〜30分圏内には、いくつかの道の駅があります。中でも「道の駅 しらね」や「道の駅 南きよさと」は、地元食材を使ったごはんが美味しいと評判です。
「道の駅 しらね」では、早朝から営業している地元パン屋さんがあり、焼きたてのパンや地元産の野菜を使ったお惣菜が人気。また、「南きよさと」では定食や蕎麦が味わえる食堂が併設されており、登山後の空腹を満たしてくれる心強い存在です。
また、道の駅のメリットは、駐車場が広くトイレも24時間利用可能な点。買い物ついでに休憩したり、情報コーナーで地域の観光マップをチェックしたりと、休憩以上の役割を果たしてくれます。時間に余裕がある方は、車中泊とセットで道の駅巡りも楽しいですよ。
車中泊の前後に最適なカフェ&休憩所
芦安エリアには大規模な商業施設は少ないものの、落ち着いた雰囲気のカフェや個人経営の休憩所が点在しています。「カフェ ヤマノウエ」は、地元の登山者に愛される隠れ家的なスポットで、ハンドドリップコーヒーや軽食が楽しめます。車中泊前のリラックスタイムや、登山後のほっと一息にも最適。
また、南アルプス市内には古民家を改装したカフェもあり、静かな空間で過ごせるのが魅力。季節限定のスイーツや、地元野菜を使ったランチプレートなど、旅のアクセントになるメニューも豊富です。
カフェでは無料Wi-Fiが使える場所もあり、天気予報のチェックや翌日のルート確認にも便利。ゆったりとした時間を過ごすことで、旅にちょっとした余裕が生まれ、車中泊の前後の時間をより豊かにしてくれる存在です。
車中泊初心者へのアドバイスと注意点まとめ
音・光・温度対策の基本
車中泊では、快適に眠れる環境を整えることがとても大切です。特に初心者がよくつまずくのが「音」「光」「温度」の3点。これらをしっかり対策するだけで、睡眠の質がグッと向上します。
まず「音」対策としては、耳栓が非常に効果的です。芦安駐車場は比較的静かな環境ですが、登山者が早朝に出発する音やドアの開閉音が気になることも。耳栓があれば、こうした環境音を気にせず眠れます。
次に「光」対策。早朝の日差しや、他の車のヘッドライトが気になる場合があります。遮光カーテンやサンシェードを使うことで、外の光を遮断し、落ち着いた空間を作ることができます。特にフロント・サイド・リアの3面をしっかりカバーするのがポイント。
そして「温度」対策。夏は車内が蒸し暑くなり、冬は一気に冷え込むのが車中泊の難しさ。夏は窓に網戸をつけて風を通し、冬は寝袋・毛布・湯たんぽなどで保温を強化。ポータブルファンや電気毛布があると快適性がさらに向上します。
これら3つの対策をすることで、まるで「移動できるホテル」のような快適な空間に変わります。初心者こそ最初からこの3点に注目すると、失敗しにくくなります。
ゴミやマナーについての心得
車中泊を楽しむうえで、絶対に忘れてはいけないのが「マナーの徹底」です。特に公共の駐車場での車中泊では、他の利用者や地元住民への配慮が求められます。ゴミの放置や騒音などのトラブルが増えると、最悪の場合「車中泊禁止」になることもあります。
まずゴミについて。芦安駐車場にはゴミ箱が設置されていない場合が多く、基本的には「持ち帰り」が原則です。事前にゴミ袋を複数用意しておき、「燃えるゴミ」「プラ」「缶」など分別して持ち帰るのがマナーです。できれば消臭袋を使うと、車内に嫌なにおいがこもらず快適です。
さらに、炊事や調理は控えめに。周囲に煙やにおいが広がるような行為は避け、できるだけ簡単な食事にとどめるのが理想的です。また、椅子やテーブルを駐車場に広げて「キャンプ化」するのもNG。あくまで「仮眠のための車中泊」であることを意識しましょう。
そのほか、トイレの使い方にも注意が必要です。キレイに使い、汚した場合は自分で掃除するくらいの気持ちで。こうした一人ひとりのマナーが、車中泊文化を守ることにつながります。
防犯意識を忘れずに
車中泊をする際は、防犯対策をしっかりしておくことがとても重要です。特に女性やソロでの車中泊では、不安を感じる場面もあるでしょう。しかし、基本的な対策をしていれば、安全に過ごすことが可能です。
まず大前提として、ドアは全て施錠しましょう。車内で寝ていても、鍵をかけることで外部からの侵入を防ぐことができます。また、貴重品は外から見えないように隠し、盗難のリスクを下げましょう。特に昼間に車を離れるときは、財布やスマホ、カバンを車内に放置しないように注意が必要です。
防犯アイテムとしては、「防犯ブザー」「ドアロック補助具」「モバイル防犯カメラ」などが挙げられます。最近ではスマホ連動型の簡易センサーも増えており、手軽に導入できます。また、周囲に他の車中泊車がいる場所を選ぶことも防犯面では安心材料になります。
そして、できるだけ明るい場所や人通りのある区画に停めるのがポイント。不安を感じたら、無理にその場に留まらず、別の安全な場所へ移動する判断力も大切です。自分の直感も信じて行動しましょう。
近隣住民への配慮ポイント
芦安駐車場は登山客向けに整備された場所ではありますが、周辺には民家や温泉施設もあります。車中泊をする際は、地域の方々に迷惑をかけないよう最大限の配慮が必要です。
例えば、夜間の騒音。ドアの開閉音や話し声、車内での音楽などは意外と響きやすく、静かな山間部では特に目立ちます。なるべく早めに車内での活動を終え、静かに過ごすのがマナーです。
また、駐車場の使い方にも注意を払いましょう。枠外駐車や、通路をふさぐような停め方はNGです。限られたスペースの中でお互いが気持ちよく使えるよう、譲り合いの気持ちを持ちましょう。
朝は早くから登山客が動き出しますが、その際も静かに準備を行うよう心がけたいものです。早朝のアイドリングやライトの点灯なども控えめにすると、周囲に迷惑をかけずに済みます。
さらに、地域のルールに従うことも大切。地元で設けられている注意看板や案内表示をしっかり確認し、それに従って行動することで、地域とのトラブルを避けることができます。気持ちよく車中泊を続けられるよう、思いやりのある行動を意識しましょう。
初心者におすすめのスケジュール例
車中泊が初めての方にとって、「いつ、何を、どう準備すればいいのか?」は悩みの種です。ここでは、芦安駐車場での車中泊を前提とした1日のモデルスケジュールをご紹介します。
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 16:00〜17:00 | 芦安駐車場に到着、トイレや周辺をチェック |
| 17:00〜18:00 | 金山沢温泉で入浴・リフレッシュ |
| 18:00〜19:00 | 車内で夕食(簡単な温かい食事がおすすめ) |
| 19:00〜20:00 | 着替え・寝床の準備、翌日の登山準備 |
| 20:00〜21:00 | 読書や音楽、星空を楽しみながらリラックス |
| 21:00〜翌4:00 | 就寝(防寒・防音対策を万全に) |
| 4:00〜5:00 | 起床・朝食・荷物確認 |
| 5:00〜6:00 | 登山バスで出発、いざ南アルプスへ! |
このように、無理のないスケジュールで進めることで、初心者でも安心して車中泊が楽しめます。ポイントは、到着後すぐに周囲の環境を把握し、早めにリラックスモードに入ること。そして余裕を持って翌朝に備えることです。初めてでも、丁寧に段取りを組めば快適な車中泊が体験できますよ。
まとめ
芦安駐車場は、南アルプスの登山口としてだけでなく、静かで自然に囲まれた車中泊スポットとしても魅力的な場所です。登山前後の仮眠として、また週末のちょっとしたアウトドア気分を味わうためにも、多くの人に利用されています。
設備やルールをしっかり理解し、マナーを守ることで、誰でも安全で快適な車中泊が可能になります。とくに初心者の方は、持ち物やスケジュールを事前に計画しておけば、不安なく旅がスタートできます。
また、周辺には温泉やグルメ、自然を楽しめるスポットも多く、車中泊をしながら小旅行気分を味わえるのも芦安ならではの魅力。次の休日は、ぜひ芦安駐車場での車中泊を体験してみてはいかがでしょうか?

