車中泊で銀マットを使おうと思ったとき、「厚さは何mmあればいい?」「8mmと15mmならどちらがいい?」と迷う方は多いでしょう。
結論からいうと、車中泊用なら8mm以上、銀マットだけで寝る場合や寝心地を重視するなら15mm前後がひとつの目安です。
ただし、必要な厚さは「銀マットの上に別のマットを敷くのか」「シートの段差がどれくらいあるのか」「冬にも使うのか」によって変わります。厚ければ必ず快適になるわけではないため、使い方に合わせて選ぶことが大切です。
車中泊の銀マットの厚さを先に結論
- 下敷き・断熱目的が中心:8mm前後
- 春〜秋に銀マット中心で寝る:8〜15mm
- 寝心地も重視する:15mm前後
- 冬の底冷え対策を重視する:15mm前後またはマットを重ねる
- 大きなシート段差がある:銀マットを厚くするだけではなく別途段差対策が必要
車中泊の銀マットは厚さ何mmがいい?迷ったら8〜15mmが目安
車中泊に使う銀マットの厚さで迷った場合は、8〜15mm程度を基準に考えると選びやすくなります。
実際にアウトドア用品メーカーでは、厚さ2mm程度のアルミ蒸着タイプを「シート」、厚さ8mm程度の製品を「マット」として展開している例があります。つまり、寝るためのクッション性まで考えるなら、2〜3mm程度では薄く、8mm程度からが現実的な候補です。
| 厚さ | 車中泊での使いやすさ | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 2〜5mm | 薄い | 床の保護や補助的な断熱 |
| 8mm前後 | バランスが良い | 銀マット+別マット、春〜秋の車中泊 |
| 10〜15mm | クッション性を感じやすい | 銀マット中心で寝たい場合 |
| 15mm前後 | 厚手 | 寒い時期、床の硬さが気になる場合 |
収納性と寝心地のバランスなら8mm、銀マット単体での快適性を優先するなら15mm前後と考えると分かりやすいでしょう。
銀マットの厚さ別に車中泊での違いを確認
2〜5mmは断熱用の下敷きとして考える
2〜5mm程度の薄い銀マットは、軽量で収納しやすいのがメリットです。車内の床全体へ敷きやすく、汚れ防止や補助的な断熱材としては使いやすいでしょう。
一方、横になったときのクッション性はあまり期待できません。肩や腰に体重がかかるとすぐに薄さを感じやすく、フルフラットにしたシートの凹凸も残ります。
2〜5mm程度は「寝具」というより、車内の床と寝具の間に敷く補助マットとして使うのがおすすめです。
8mmは収納性とクッション性のバランスが良い
車中泊用として最初に検討しやすいのが8mm前後です。市販の銀マットにも見られる厚さで、薄手のシートよりクッション性がありながら、15mmクラスほど収納スペースを取りません。
上にインフレーターマット、敷布団、ウレタンマットなどを重ねるなら、8mm前後でも十分使いやすいでしょう。
とくに車中泊では銀マットだけでクッション性をすべて確保する必要はありません。銀マットを断熱層として使い、その上に寝心地を担当するマットを重ねる方法も効率的です。
10〜15mmは銀マットだけで使いたい人向け
銀マットだけでできるだけ快適に寝たい場合は、10〜15mm程度まで厚くしたほうが床の硬さを感じにくくなります。
8mmと15mmでは数値上は7mmしか違いませんが、横になったときにはクッション性の差を感じやすくなります。肩や腰が床へ当たる感覚を少しでも抑えたい人には厚手が向いています。
ただし、厚くなるほど折りたたんだときの体積も増えます。軽自動車やコンパクトカーなど、荷物を置ける場所が限られる場合は、収納時のサイズも確認しておきましょう。
車中泊なら8mmと15mmのどっちを選ぶ?
8mmと15mmで迷う場合は、「銀マットの上に何を敷くか」で決めるのが簡単です。
| 比較項目 | 8mm | 15mm |
|---|---|---|
| 収納性 | 比較的コンパクト | かさばりやすい |
| クッション性 | 標準的 | 高め |
| 断熱材として | 使いやすい | より厚みを確保しやすい |
| 別マットとの併用 | おすすめ | 必要に応じて併用 |
| 銀マット単体 | 床が硬く感じる場合あり | 8mmより快適性を高めやすい |
8mmがおすすめの人
- 銀マットの上に別のマットを敷く
- 収納スペースをなるべく圧迫したくない
- 春から秋を中心に車中泊する
- 断熱用の下敷きとして使いたい
15mmがおすすめの人
- 銀マットだけで寝ることが多い
- 床の硬さを少しでも軽減したい
- 寒い時期にも車中泊をする
- 収納サイズより寝心地を優先したい
銀マットを厚くしても車の段差が消えるとは限らない
車中泊で注意したいのが、銀マットの「厚さ」とシートの「段差」は別問題だという点です。
数mm程度の細かな凹凸なら厚手のマットで感じにくくできますが、シートを倒したときに数cmの段差や傾斜が残る車では、15mmの銀マットを敷いても完全な平面にはなりません。
大きな段差を銀マットの厚さだけで解消しようとしないことが重要です。段差が大きい場合は、段差部分へのクッション追加、ベッドキット、板による床面づくりなどを組み合わせたほうが安定します。
そのうえで銀マットを敷き、さらに寝心地が必要なら厚手のウレタンマットやインフレーターマットを重ねると快適性を高めやすくなります。
銀マットと車中泊マットを重ねるなら厚さ8mmでも使いやすい
車中泊で寝心地を重視するなら、銀マット1枚を極端に厚くするより、役割の異なるマットを重ねる方法もあります。
たとえば車の床側へ8mm程度の銀マットを敷き、その上に数cm厚のインフレーターマットを置く方法です。
- 銀マット:床からの冷えを抑える補助、床面の保護
- 厚手マット:体重を受け止める、段差や硬さを感じにくくする
- 寝袋や毛布:身体側の保温
アウトドアメーカーにも厚さ5cm程度のフォーム入りマットがあり、車中泊での使用を想定した製品があります。快適な睡眠を優先するなら「銀マットの厚さ」だけでなく、寝床全体の厚さを考えることが大切です。
冬の車中泊では銀マット15mmだけに頼りすぎない
冬の車中泊では、厚さ15mm前後の銀マットが底冷え対策のひとつになります。ただし、外気温が低い環境では銀マット1枚だけで十分とは限りません。
車内は床だけでなく窓やボディからも冷えやすいため、寝袋の対応温度、衣類、窓の断熱なども含めて対策する必要があります。
冬に重視したいのは「何mmなら絶対に寒くないか」ではなく、床・寝具・窓を含めて冷えを減らすことです。
銀マットについては、8mmをベースに別の断熱マットを重ねる方法や、最初から15mm前後を選ぶ方法が考えられます。
銀マットを選ぶときは厚さ以外の3点も確認
車内に収まる幅と長さを確認する
厚さだけを確認して購入すると、タイヤハウスや内装に当たってうまく敷けないことがあります。
購入前に就寝スペースの横幅と長さを測り、必要ならカットできるタイプを選ぶと扱いやすくなります。
収納時の大きさを確認する
厚手の銀マットは使用時には快適ですが、収納すると想像以上に場所を取ります。
とくに15mm前後は8mmよりかさばりやすいため、車中泊中にマットをどこへ収納するかまで考えて選びましょう。
ロール式と折りたたみ式の違いも確認する
銀マットには、丸めて収納するロール式と、蛇腹状に畳める折りたたみ式があります。
ロール式はシンプルですが巻き癖が残る場合があります。折りたたみ式は展開や撤収をしやすく、車内で扱いやすいのがメリットです。
ただし、同じ8mmでも収納形状によって荷室への収まり方は変わるため、車種や荷物量に合わせて選んでください。
車中泊の銀マットの厚さでよくある質問
車中泊なら銀マット8mmで十分ですか?
銀マットの上にインフレーターマットや敷布団などを重ねるなら、8mm前後は使いやすい厚さです。
一方、銀マットだけで寝る場合は床の硬さを感じる可能性があるため、寝心地を重視するなら10〜15mm程度も検討するとよいでしょう。
銀マット15mmなら1枚で寝られますか?
8mmよりクッション性を確保しやすいため、フラットな床なら1枚で寝られる人もいます。ただし快適性には個人差があります。
肩や腰が痛くなりやすい人やシートに大きな段差がある場合は、別のマットとの併用がおすすめです。
銀マットを2枚重ねてもいいですか?
問題ありません。8mmを2枚用意すれば、時期や荷物量に応じて1枚と2枚を使い分けられるメリットがあります。
ただし2枚分の収納スペースが必要になるため、15mm前後を1枚使う場合と収納性を比較して選びましょう。
2mmや3mmの銀マットでも車中泊できますか?
下敷きとして使うことはできますが、単体で寝るにはクッション性が不足しやすい厚さです。
2〜3mm程度なら床面の保護や補助的な断熱用と考え、上に別のマットや布団を重ねたほうが快適です。
車中泊で一番おすすめの厚さは何mmですか?
用途を限定せず選ぶなら8〜15mmが目安です。
収納性と別マットとの併用を重視するなら8mm前後、銀マット単体での寝心地や寒い時期の使用を重視するなら15mm前後が選びやすいでしょう。
車中泊の銀マットは8〜15mmを基準に選ぼう
車中泊用の銀マットは、迷ったら8mm以上を基準にし、単体で寝るなら15mm前後まで厚くすると選びやすくなります。
8mmは収納性と使いやすさのバランスに優れ、上に別のマットを重ねる使い方に向いています。15mm前後は床の硬さを感じにくくしたい人や、銀マット中心で寝たい人に向いています。
ただし、車の大きな段差は銀マットを数mm厚くしただけでは解消できません。段差対策と断熱対策、寝心地対策を分けて考え、自分の車内環境に合った厚さを選びましょう。

